【筑紫野市】変わりゆく二日市中央通り商店街。明治10年創業の老舗「谷呉服店」が閉店していました。
明治10年に創業し、長く地元の方々に愛されてきた「谷呉服店」が令和7年2月20日に閉店していました。二日市中央通り商店街の「顔」のような存在でしたのに、閉店されたのは非常に残念です。
昔は日常的に着ていたものが、だんだんと晴れ着という存在になり、非日常の存在になっている着物。「着物をもっと身近な存在に」と頑張っていらっしゃった姿を思い出します。

(令和6年8月に撮影した谷呉服店の日本庭園)
以前取材に伺った際には、その歴史ある建物と立派な日本庭園に「これはずっと守り継いでいくものだ」と感嘆の声が漏れるほどでした。
店舗のシャッターに貼られてあるお知らせによると、今後は福岡市博多区上川端の店舗で業務を引き継がれるようです。
谷呉服店の向かいにあったビルも取り壊され共同住宅が建設されていました。二日市中央通り商店街は昔は多くの買い物客で賑わう通りでした。変わっていく商店街の様子に寂しくもあり、これからどう変わっていくのか楽しみでもあります。
閉店した谷呉服店はこちら↓