【筑紫野市】道真公のご息女「紅姫」その悲しいお話と供養塔。二日市の公園を訪れてみませんか?

京町北児童遊園

筑紫野市二日市北の京町児童遊園に大切に保存されている小さな祠堂。ここに祀られているのは菅原道真公のご息女「紅姫」です。

榎社の台座

大宰府に左遷された道真公は隈麻呂と紅姫という二人の幼子を連れていました。大宰府の南館での暮らしは困窮し、過酷な暮らしの中で隈麻呂は病のため急逝。翌年には父である道真公も亡くなってしまいました。

紅姫供養塔の説明板

その後の紅姫の消息は不明ですが、一説には土佐に流された兄・高視の元へ向かったとされ、父から託された密書を持っていたため藤原方の追手に狙われ篠栗で凶刃を浴び、非業の死を遂げたという話があります。

紅姫供養塔

地元の人々は紅姫をたいそう憐れに思い、この供養塔を建てたとのこと。石塔には「空・風・火・水・地」の梵字が刻まれているとのことでしたが、風化のせいでしょうか。文字ははっきり見えませんでした。

紅姫供養塔の案内板

紅姫供養塔がある京町児童遊園は太宰府市南体育館から住宅地へ少し入ったところにあります。筑紫野市が案内板を立ててくれているので迷わずに到着することができました。

榎社にある紅姫供養塔

紅姫供養塔から徒歩約6分のところにある榎社にも紅姫の供養塔があります。幼くして悲しい人生を終えた紅姫のことを思うと胸が締め付けられそうになりますね。近くにお越しの際は手を合わせに行ってあげてください。

紅姫供養塔がある京町児童遊園はこちら↓

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