【太宰府市】廃神社? いいえ、調べてみると謎多き古社でした。朱雀にある「菅原神社」が気になる。
太宰府市朱雀にある菅原神社。初めて見た方は「廃神社?」と思うかもしれません。廃神社ではなく「菅原神社」という歴史ある神社です。数度目の参拝になったこの日は、境内一面に膝丈ほどの草が生えていて、歩くのも大変なほどでした。

(令和7年2月撮影の菅原神社)
草が伸びすぎていて分かりづらいので、令和7年2月に撮った画像も使ってご紹介させてください。こちらが菅原神社の祠です。小さな祠がちょこんと建っています。

(令和7年2月撮影の菅原神社)
太宰府市文化財情報によると、祠の後ろにある「本殿跡台座」が文化財のようですね。菅原神社は菅原道真公を祀る神社で、建立年月日などは不明。文和2年(1353年)に片野村が太宰府天満宮に寄進された鎮守神ではないかという説があるそう。大正10年に、般若寺跡の近くのこの場所に移転したとのこと。
草をかきわけてお参りしたあと振り返ると…まるで空に浮かんでいるかのような鳥居。もしかすると、周りの家々がなかった時代は太宰府天満宮が見えていたのではないでしょうか。

(令和7年2月撮影の菅原神社)
扁額にも「天満宮」と書かれています。詳しいことが何もわからない分、想像を掻き立てられる菅原神社でした。
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