【筑紫野市】鉄道好きさん、いかがですか? 永岡の国登録有形文化財「旧九州鉄道城山三連橋梁」
筑紫野市永岡の県道17号線下にあるレンガ造りの三連アーチ橋。生活道路としてたまに車が通るくらいですが、実は大切な国登録有形文化財なんです。
明治22年に九州鉄道が敷設されたときに作られた三連橋梁は、令和7年8月下旬に見に行くと、ツタに覆われてはいるものの、全体像はわかります。車1台分の広さしかなく、すれ違うのは難しい細い道です。
レンガの長い面と短い面が交互に積み重ねられているイギリス積みという手法で、橋脚部の基礎までレンガで作られています。
大正9年に廃線となり、現在は列車ではなく車が走っていますが、1世紀を超える長い期間、今もなおガッシリと雄大に建つ橋梁は見事ですね。
周りは田畑になっていて、説明板のところに車が4~5台停められるスペースがありますので、そちらに停めてくださいね。田畑は一般の方の土地のため、不法侵入にならないようお気をつけください。
今も現役で頑張っている文化財をぜひ見に行ってみてください。
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