【太宰府市】小さいけれど清々しい空気が流れる「金掛天満宮」その伝説にあやかりたい!

金掛天満宮

五条交差点そばの太宰府郵便局の隣に「金掛天満宮」があります。通りから少し入り込んでいるせいなのか、普段あまり人が訪れている感じはしないのですが、綺麗に清掃されているところを見ると、どなたかがお手入れされているのでしょう。ありがたいことですね。

金掛天満宮の入口

古い歴史を持つ太宰府には伝承・伝説が数多くあり、こちらの金掛天満宮にも面白い伝説があります。

金掛天満宮の由緒書

由緒書きによると、室町時代に大旱魃が起こり餓死する人が多く出ました。それを見かねた米屋の主人が全財産を投げ出して飢えた人々の救済をしましたが、そのせいで米屋は商売が傾き食べることにも困るほどに。そこで屋敷内にある天神さまの祠に家の繁栄を願ったところ、夢に白髪の老人が現れ、黄金の入った袋を祠のかたわらにある梅の木に掛けて「これより、この家は再び栄えるだろう」と言い残し消えていきました。

金掛天満宮

翌朝、米屋の主人が庭の梅の木を見ると、お告げどおり、黄金が入った袋が掛かっていました。それから再び家業は盛んになり、大いに栄えたということです。その梅の木は「金掛の木」、祠は「金掛天満宮」と呼ばれ、現在も大切にされています。また、この祠は菅原道真公が造られた宇多天皇像が祀ってあったといわれています。

金掛天満宮

小さなスペースですが、清々しい空気が流れている気持ちのいい金掛天満宮。御祭神は菅原道真公なのでギャンブルの神様というわけではありませんが、地元の方のお話だと、年末の宝くじシーズンにはお参りに来る方も多いそうですよ。近くに行った際はお参りに立ち寄ってみてください。

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