【筑紫野市】神社もないのに大きな鳥居。JR二日市駅の西口はちょっと楽しい♪

令和4年12月に開設されたJR二日市駅西口は、二日市温泉街や駅の西側地域の方々の長年の要望により整備されました。普段は地元の人の出入りくらいですが、実は絶好の散策スポットなんです。

駅の階段を降りると案内板。西口からだと二日市温泉はすぐ近く。九州最古と言われる武蔵寺や、大宰府に左遷された菅原道真公が無実を天に訴えるために登ったと言われる天拝山も徒歩圏内です。

駅前の自転車置き場はなんと遺跡の上に作られています。

駅前の道をまっすぐ進むと、神社もないのに道端にいきなり大きな鳥居が立っているんです。

由緒書きがありました。菅原道真公が没した年から千年後の菅公一千年祭に二日市温泉の旅館主たち10名が寄進した、と書かれています。なぜここに建てたんでしょう?

鳥居の扁額には「天満宮」と書かれています。方向的には太宰府天満宮ではないですね。

角度を変えて見ると、ちょうど鳥居の向こう側に天拝山が見えます。ここに鳥居を建てた理由はいくら調べてもはっきりしないのですが、天拝山で無実を訴えた道真公を偲んでのことだったのでしょうか。

大鳥居から徒歩5分程度で二日市温泉街に行けますよ。温泉街には歌碑がたくさん建っていますので、JR二日市駅西口で降りて街歩きはいかがでしょうか?
大鳥居はこちら↓






