【太宰府市】目印は榎の巨木。病に苦しむ女性を助けてきた観音様が五条に祀られていました。

血持観音

五条駅から少し歩いた場所に、こぢんまりと祀られている血方持観音(ちけもちかんのん)。知らないと通り過ぎてしまう小さな観音様です。

血持観音がある駐車場

通り沿いの巨大な榎。観音様はこの榎の根元に鎮座されていました。付近を探したのですが由緒書きも見つからず、榎の陰に隠れているためなかなか見つけられないのではないでしょうか。

血持観音

資料を確認すると、醍醐天皇の頃(897~930年)に、血の道(婦人病)の病気で苦しんでいた宮成家の妻が、菅原道真公の助けにより治癒したそうです。その後、妻が亡くなりお墓に石仏を祀ったところ「婦人病に霊験あらたか」との噂が広がり、病気に悩む女性たちがお参りするようになったという伝承が残っていました。

五条駅入口交差点

場所は西鉄五条駅から徒歩で約5分です。五条駅入口交差点から細い道に入ると左側に榎の巨木が見えてきます。

血持観音の榎

小さな観音様ですが、長い間多くの女性を救ってきた血方持観音。近くを通りかかることがありましたら、ぜひ立ち寄ってお参りしてくださいね。

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