【筑紫野市】名前もない広場。調べてみると地域の「縁の下の力持ち」でした。
紫駅の近くにひっそりと存在する広場があります。探してみましたが、公園名の看板などもありません。
竣工記念と書かれた記念碑がありますね。令和4年3月に竣工されています。
筑紫野市にある高尾川は大雨でいつも氾濫していて、地域の方々はとても困っていたそうです。その被害を食い止めるために高尾川の下にトンネルを掘って地下河川を作り、溢れる水を地下に逃がす工事がされました。
約1kmにわたる地下河川。この広場にある流入立坑から川の水を地下河川に逃がしているそうです。
柵の隙間から撮った流入立坑です。かなり大きいです。こうやって住民の安全を守ってくれているんですね。
住宅地の間にあり、広場前の道路も交通量が少なく、静かでのんびりとした雰囲気です。
名前もない広場ですが、住民の生活を守る縁の下の…ならぬ、川の下の力持ちでした。ベンチで休憩もできますので、散歩の途中にでも寄ってみられてはいかかでしょうか？
高尾川地下河川（流入立坑）はこちら↓
