【太宰府市】田中長者と虎丸長者の金持ち合戦伝説の地。「田中の森」は小さな小さな森でした。

福岡県

田中の森

朱雀大通りから少し入ったところに小さな森があります。数本の木と、アスファルトで固められた地面ですが「森」なんです。この小さな森は田中長者といわれた田中熊別のお墓と言われています。

田中の森の由緒書き

昔、太宰府の通古賀に田中長者という大金持ちが住んでいました。隣の村(現在の筑紫野市)の虎丸長者は1000人の家来を連れて出かけた帰りに雨に降られ、田中長者の家に駆け込むと、田中長者はにっこり笑い1000本の新品の傘を差し出したそう。

田中の森

あまりの金持ちぶりに虎丸長者は悔しがり、翌日に大飯食らいの家来1000人を選び「昨日の傘を返してこい」と命じました。1000人の家来がお昼すぎに田中長者の家に到着したところ、田中長者は「皆さん、よくおいでになった。ちょうど御飯を炊きすぎて困っていたところです」と大広間に通し、たいそうなご馳走でもてなしたそう。

田中の森

虎丸長者の家来たちはますます驚き、虎丸長者は田中長者と張り合うことを諦めたそうですよ。

田中の森

この田中の森の伝説はまんが日本昔ばなしのDVD-BOX第9集(DVD第43巻)に収録されています。令和8年5月20日に記事にした「鶴の墓」は悲しい昔話でしたが、こちらは滑稽な昔話でした。

榎社の鳥居から見た鶴の墓
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