【太宰府市】通古賀に何やら貴重そうな石碑や石仏などが並ぶ謎の小山があるんですよ

西鉄都府楼前駅から徒歩約5分のところに小山があります。一見すると古墳かな? と思うくらい小さな山です。探索すると情報量が多すぎる不思議な山でした。

階段の途中には「大行事塔」が立っています。大行事塔は牛馬の安全や豊作を祈願する神様の権化として、主に太宰府市や筑紫野市の農村部に多く見られる石塔です。

階段脇には年代物の手押しポンプ。

階段を上りきった場所には納骨堂がありました。画像には写っていませんが、右側には立派なお墓が何基も立っています。

納骨堂の隣には薬師堂があり、中に入ってお参りすることもできました。

そして不動明王や釈迦如来など、たくさんの石仏。

小山の正体は「東の陵(東蓮寺跡、薬師山)」と呼ばれる、田中熊別のために建てられたお寺の跡で、最澄の筑前七薬師を納めた寺のひとつという伝承が残っています。
令和8年5月27日の記事でご紹介した田中熊別のお墓がある「田中の森」は「西の陵」と呼ばれ、こちらは「東の陵」と呼ばれています。

ここでひとつの疑問が浮かび上がります。「陵(みささぎ)」で検索すると「天皇・皇后の墓」と出てきます。田中熊別は神武天皇に仕え九州まで警護した人物。その人のお墓がなぜ「陵」と呼ばれているのか謎ですよね。しかも天皇家ゆかりのお墓なのに神社でなくお寺。

情報量が多いうえに謎まで出てきた東の陵。謎は謎のままで…。
「東の陵(東蓮寺跡、薬師山)」はこちら↓







